ガス給湯器は号数に注目

ガス給湯器は、いちいちお湯を沸かさなくても蛇口をひねればお湯出してくれる素晴らしいアイテムで、現在の日本社会においてなくてはならない物です。このガス給湯器はその場でお湯を沸かしていたら間に合わないので事前にタンクに入った水を沸かしてお湯の蛇口がひねられた時にお湯を出す仕組みなのですが、当然の事ながらタンクの量には限りがありますので、出せるお湯の量はきまっております。

このお湯の出せる量を表しているのがガス給湯器の号数になります。ガス給湯器には8号、10号、16号、20号、24号など号数の付いているのですが、この号数の数字がそのまま湯量に直結しております。例えば8号の場合には、水温からプラス25度の熱さのお湯を1分間で8リットル出す事ができる事になります。24号の場合には、1分間に24リットル出す事ができるガス給湯器という事になります。水温プラス25度などの数値は覚えて居なくても大丈夫ですが、号数は1分間に出す事ができるお湯の量というのは覚えておくと便利になります。

買い替える前には

ガス給湯器を買い替える前には、現在使用している自宅のガス給湯器の号数を確認する事が重要になります。確認の方法はとてもかんたんで、ガス給湯器の本体に書かれている型番をチェックする事で直ぐにわかります。ガス給湯器の型番はABC-24ZSのように数字が入っております。この数字がそのまま号数になります。ABC-24ZSの場合には24号のガス給湯器という事になります。メーカーによってはABC-2400のような型番のガス給湯器を販売しているケースもあります。この場合には、最初の二けたの数字のみが対応している数字になります。その為、2400号ではなく24号という事になります。

自分の暮らしにあった号数を

号数が多ければ多いほど湯量が増えます。その為、なるべく大きな号数のガス給湯器を購入すれば良いと思っている方も多いのですが、そのご家庭にあった号数のガス給湯器を購入するのがベストです。例えば現在16号だけど、子供が生まれたり、二世帯にするような場合には24号にするのがおすすめですし、逆にこれまで4人家族だったので20号だったのが、結婚し家を出る事になった場合には16号に落とすといった選択肢もあります。号数が大きい方が値段も高くなります。その分、コストもかかってきますので、値段と使用料などの加味した上で、もっともコストパフォーマンスの高いガス給湯器に交換するのがおすすめです。