ガス給湯器は、ゴミとして捨てることは原則できません。どの種類にも分類されることはなく、そのままの状態で引き取ってくれるところはガス会社くらいしかないのです。そのためガス給湯器を交換する前に、古いタイプの下取りや引き取りが可能かどうかも併せて確認をしておいてください。
しかし仮に引き取りをしてもらっても、その分の料金を請求される場合があります。処分費用は、自分で負担しなければならないからです。そこで選択肢として挙げられるのが、リサイクルに出すという案になります。
ガス給湯器をリサイクルと聞くと意外なように思えますが、実は専門の業者には需要が高いものとして知られています。持ち込みでも出張でも買い取ってくれるところは多いので、念のため交換前に近くに店舗に問い合わせをしてみてください。
買い取ってもらえれば、当然処分費用が浮くだけではなく利益にもなります。メーカーやサイズ、使用年数などで相場は変わるものの、たとえ100円でもリサイクル業者に手放した方が賢明です。もちろんリモコンなどの付属品も一緒に出し、事前に拭き掃除などで手入れをしていれば金額が上がる可能性があります。
以上のことから、ガス給湯器を交換する前にはどういう方法で処分をするのか決めておき、リサイクルに出すのであれば少しでも高く売れるためのポイントを押さえておくのがおすすめです。間違ってもゴミとして出したり、自分で分解をして捨てることだけはしないでください。