生活している限り、ガスは毎日使うことになります。コンロに火をおこし調理したり、お湯で洗顔したり、風呂を沸かすのにもガスを必ず使います。ガスを使うと言うことは、それだけガス給湯器も毎日のように稼働することになります。
もともとガス給湯器は複雑な部品とモーターなどの集合体であり、毎日稼働することでその部品が摩耗し劣化しやすいのです。そのため10年で交換することが推奨されています。
ガス給湯器の交換にあたっては、一つの交換業者に絞るのではなく複数社見積もりを依頼し、相見積もりで比較検討することが大事です。一般的に高額だとされている給湯器の相場や、工事費の相場を相見積もりによって把握することが可能になります。相見積もりで比較検討すれば、異常に高いガス給湯器を売りつけられたり、高額な工事費用を請求されることを回避できます。
また見積りで極端に安い業者は警戒した方が無難です。経験や実績の浅い業者に委託し人件費を抑えていたり、最初だけ安く見積もって後で追加工事費や部品などを請求される可能性もあるからです。内容で分からなかったり、不明瞭なことがあれば積極的に質問して説明を求めることも大事です。またこうした質問に対し、親身で丁寧な説明をしない業者は避けた方が良いでしょう。一つ一つの質問に丁寧で親身であり、スピーディーに対応してくれる業者であれば信頼ができます。またできるだけ電話などで話を済ませず、実際にショールームなどに赴き製品を見て説明を受ける方が安心です。