ガス給湯器を始めとした様々な自宅にある設備は、故障を防ぐために、日ごろからしっかりとメンテナンスを行っておきたいところです。しっかりとメンテナンスを施すことにより、寿命を大きく延ばすことにもつながります。
ガス給湯器の故障を防ぐためのメンテナンス方法としては、外観や運転音、周辺環境などが確認する際のポイントとなります。ガス給湯器の外装が剥がれていないが、本体には穴が開いたり錆びている部分はないか、排気口が汚れていないか、ほこりやゴミなどでふさがっていないかなどを確認します。知らない間に植物で覆われていたり、電源プラグが汚れていたりコンセントから抜けていたなどのことも考えられます。お湯を出した際に本体から異常な音がしたり黒い煙が出ているようであれば、すぐに使用を中止するようにしましょう。配管からの水漏れやガス漏れ等も同じようなことがいえます。
ガス給湯器の寿命を延ばすためのメンテナンス方法としては、凍結防止が挙げられます。水が凍るほど外気温が下がることが予想される場合にはお湯を使用しない時でも電源は抜かないようにしましょう。冬季に出張や旅行などでガス給湯器を長期間使わない場合には、給湯器から水を抜いておくことが望ましいです。本体外部の配管は断熱材を巻きつけたり、配管用のヒーターの取り付けも1つの手段です。循環アダプターはフィルターが付いていますが、目詰まりを起こすとお湯が循環しにくくなるので、回すと簡単に取り外せるので定期的に汚れを落としましょう。