ガス給湯器の交換にあたっては、ガス給湯器本体価格に加えて設置するための工事費用がかかります。
このうちガス給湯器本体の価格は、号数やサイズが大きいもの、さらには高機能なタイプほどその相場は高くなる傾向にあります。なお、この号数というのは水温から25℃高い温度のお湯を1分間出せるリットルで表した水の量です。つまり、1分間に20L出せるものは20号となり、号数が大きければ大きいほど一度にたくさんのお湯を使えることになり、ガス給湯器自体も大きくなる傾向にあります。そして、性能の高さを意味する号数が大きいものであればあるほどその交換費用の相場は高くなります。
なお、その際の価格の目安としては、一般的な2、3人の家庭であれば20号あたりを使用していることが多いです。そしてこのうち20号の屋外据え置き型タイプの場合15万円程、風呂給湯器だと約30万円強が本体価格の相場です。ただ、これら価格はメーカーの希望小売価格ゆえ、在庫状態によっては3から6割引、さらにタイミングが良ければ8割引といった値段で販売ししていることもあります。同じ給湯器であっても業者に寄って割引価格が異なるので複数社に見積もりを依頼し、比較してみることもお得に交換してもらう上では重要です。
加えて、その交換にあたってはおおよそ3万円から7万円ほどの工事費用がかかり、これも給湯器が大きいほど高くなる傾向にあります。その際には設置場所や種類によってはさらにその交換時に費用がかかる点には注意しましょう。