“ガス給湯器はセルフで修理が可能でしょうか
色々なホームページを見ていると、ガス給湯器の修理ならメーカーよりもリーズナブルな価格で修理するというような文言を見た方も多いと思います。このような文言は全てが間違いではありません。というのも、故障には色々な状態があるからです。軽度の故障であったら、それこそ少し大き目のホームセンターなどでパーツを買ってきて付け替える事で修理は可能となっております。
しかし、ガス給湯器の故障の場合には、メーカー純正パーツが破損している場合もあります。こういった場合にはホームセンターはもちろんのこと、一般的な修理業者でも入手が出来ないパーツになります。そもそもガス給湯器のメーカーは内部パーツを別売りなどはしていません。他の業者や素人の購入者に任せて修理した後で、致命的なトラブルが原因で、使用者が怪我をしてしまったり、最悪、命を落としてしまうような事件に発展してしまった時に責任が取れないからです。その為、自社のガス給湯器を購入してくれたユーザーには、自社の修理スタッフや、ガス給湯器の製造、販売メーカーが指定した修理業者が請け負うようになっているのです。
保証機嫌が大分前に過ぎているのですが
ガス給湯器は大事に使用していれば、それこそ10年以上は平気で使用する事が可能です。その為、とうの昔に保証期限が切れているようなガス給湯器でもメーカーに修理を依頼する事ができるか不安になられる方も多いと思いますが、基本的に製造、販売メーカーは、使い続けてくれているユーザーのアフターケアとして、製造した商品の純正パーツは、販売から10年間は保有している決まりになっております。その為、発売から10年未満のガス給湯器は修理が可能になっているのです。
同じ製品に買い替えは可能か
使用していたガス給湯器が気に入っているので、買い替える場合でも同じ商品が良いと思っている方も多いと思いますが、ガス給湯器は、10年も前になるとパーツは取っておいておりますが、製品としては販売されていないケースが殆どです。その為、同じ製品へ買い替えというのは難しいのですが、大抵のメーカーは後継機種が作られており、先代の良い部分をそのまま継承し、問題のあった場所や、故障しやすい場所などを改良したモデルが発売されております。ガス給湯器を買い替える方の多くがこういった後続機種の中から予算に合わせて買い替えるといったケースが大半を占めております。”