ガス給湯器が故障する原因で最も多いのが寿命です

ガス給湯器はガス使って水を温めます。長時間温め続けているタイプもありますので、頑丈な日本製とはいえ、やはり色々な所から劣化してきます。ガス給湯器の寿命は8年から15年と言われております。もちろん、1人で使っているのか5人で使っているのかなどの使用頻度にもよりますし、使い方やお住いの地域、海沿いなどの住んでいる場所によっても耐用年数は変わって来ます。

その為、10年近く使用していたガス給湯器が故障した場合、パーツ交換で再び動くようになったとしても他のパーツも故障しやすい状態になっている事が多かったり、仮になおしたとしても、直ぐに動かなくなってしまうケースが多くなっております。また、10年も前のガス給湯器ですと、機能面でもかなり劣っておりますにで、そのタイミングで買い替えを検討する方が増えております。

通常の使用方法よりも負担をかけている

メーカーが想定したガス給湯器の使用方法よりも、過度な負担をかけている場合には、やはり故障の原因になってしまいます。一度ではなく日常的に負担をかけるような使用方法をしていると、ガス給湯器の平均寿命を短くしてしまう事にも繋がります。5年未満で故障してしまうケースなどもありますので注意が必要になります。寿命を縮めている負担をかけた使用方法で多いのが、8号や16号のガス給湯器を4人家族で使用しているような場合です。元々8号や16号は1人から2人で生活する事を想定して造られておりますので、一日だけでしたらまだしも日常的に想定を大きく上回っている人数で使用していると、当然、使用しているお湯の量が多くなってしまいますのでガス給湯器には過度の負担がかかってしまうようになります。

 

天候の影響

ガス給湯器が故障する原因の中には天候による物もあります。北国など雪が降る程の寒い日には、水を通す配管に溜まっていた水が凍ってしまい、配管自体を破損させてしまうケースがあります。再び凍結が溶けたとしても配管のダメージはなくなりませんので修理が必要になります。

また、台風やゲリラ豪雨などの激しい雨に襲われた場合、ガス給湯器の本体が室外にあるような場合には、想定以上の雨水を取り込んでしまいますので点火しにくいといった症状が起きてしまいます。また、大量の雨水は水分と一緒にホコリなども取り込んでしまうケースがありますので、ガス給湯器が故障してしまう原因にもつながります。このようにガス給湯器が故障する原因は一つではありません。