ガス給湯器からお湯や水が出ない
ガス給湯器の故障の症状で最も多いのが水やお湯がでないトラブルです。お風呂だけとか、キッチンだけ水やお湯が出ないような場合には、その水栓が壊れているか不具合がある可能性があります。この場合には、不具合をおこしている水栓自体を修理するか交換するかによって症状は改善されます。
また、雪国など寒い時期には配管の凍結などが原因の可能性も考えられます。これに対して色々な所から水やお湯がでないような症状の場合には、水栓が原因ではなく、どこかの配管が壊れている可能性が高くなっております。また、うっかりミスとしては元の給水バルブがしまっていたり、リモコンのスイッチを入れ忘れていたりなどが原因の場合があります。また、断水が起きて居たり、給水配管が寒さで凍結しているような原因も考えられます。
熱いお湯が出ない場合には、一部の水栓だけなのか、家全体の水栓なのかによって考えられる原因が異なります。一か所の水栓から出ないのであれば、水栓自体の故障の確率が高くなります。全体的に出ないのであれば、それは給水器自体が故障している可能性が高いと言えます。
ガス給湯器を使用すると異音がする
ガス給湯器を使うと風呂釜などで釜鳴りがするような場合には、設置担当者が循環パイプを付けた時の勾配が不適切な可能性があります。風呂釜などで釜鳴りがするような場合には速やかに担当者に連絡してください。
配管から高い共鳴音がするような場合であったり、水栓を締めた時に配管の中でキーンという音などがするような場合には、ウォーターハンマー現象と呼ばれる衝撃と高水圧が発生する現象が起こっている可能性がありあります。チャッキ弁のような配管の中の圧力を下げる効果のある装置を組み入れる事で症状を緩和させる事ができます。
水やお湯が濁る
青いお湯や水が出る場合には、お湯の中に銅イオンが溶解し、それらが一緒に排出される可能性が高くなっております。銅イオンですので健康に直接的な被害はないとは思いますが、あまりに青色が濃いような場合には、他のトラブルの可能性も考えられますので早目に水道業者に連絡し、確認してもらうようにしてください。このようにガス給湯器のトラブルと思われる症状は沢山ありますが、一言でガス給湯器が原因ではない場合も多い為、個人では判断できないような場合があります。もし、不具合が生じた場合には、どのような不具合なのかを確認し、性格に業者の方に伝えるようにしてください。
