ガス給湯器を使っているのにも関わらずお湯が出ないなどのトラブルが発生することもあるかもしれません。毎日使うガス給湯器が壊れてしまった場合には、お風呂に入れなかったりガスがつかないなど、日常生活には大きな影響を及ぼします。万が一のトラブルが発生したときのことを考えて、ガス給湯器のエラーコード表示の意味を知っておくことが大切です。
一言でガス給湯器のエラーコードといっても様々なものがありますが、代表的なエラーコードを覚えておくとよいでしょう。給湯器に不具合があると、リモコンのパネルに表示されることがあります。もしも011という場合には、給湯運転が60分以上経過しているものです。つまり燃焼タイムオーバーという現象であり、電源を入れ直すと改善する可能性が高いです。012はフル運転を60分以上経過した時です。同じように電源を入れ直してみましょう。そして140は過熱防止装置の作動という意味です。本体からの異常加熱をさしていて、かなり緊急性が高いことから、すぐに使用をやめてガス会社などに連絡を入れることが大切です。このようなトラブルが見られると、すぐに業者を呼ばなくてはならないと思う人も多いですが、中には自分で簡単に解決できるものもあります。エラーコードが何も表示されていなくても、温度設定がお湯になっているか、ブレーカーは落ちていないか、コンセントの差し忘れはないかなどをしっかりと確認しましょう。沸き増しの機能が付いていないものは、お湯の使いすぎが原因であることも考えられます。すぐに故障と判断するのではなく、見落としがちな部分をしっかりと確認することが大切です。